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隠しノンブルはどこに入れる?

扉や全面イラストで番号を見せたくないときに使う隠しノンブル。置き場所を自己判断せず、印刷所の指定と台割で管理します。

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この記事で整理する判断の流れ
  1. 1まず印刷所へ確認する内容
  2. 2台割で対象ページを抽出する
  3. 3全面イラストでの配置判断

隠しノンブルの位置に共通の正解はなく、利用する印刷所が指定する「製造時に読めて、完成デザインを邪魔しない範囲」へ置きます。扉、全面イラスト、白ページで通常ノンブルを見せないときも、ページ順を確認する番号まで失わないための仕組みです。

まず印刷所へ確認する内容

  • 隠しノンブルが必要な入稿方式か
  • 置いてよい位置と、仕上がり線からの範囲
  • 文字の大きさ、色、向きに指定があるか
  • 表紙・口絵・本文で扱いが異なるか

位置を一般例から推測せず、利用する印刷所の商品仕様を確認してください。テンプレート上の領域を読む方法は印刷所テンプレートの確認が参考になります。

台割で対象ページを抽出する

通常ノンブルを表示しない扉、章扉、白ページ、全面イラストを台割へ記します。その各ページについて、管理上の番号、隠しノンブルの有無、配置位置を一行ずつ指定します。左右ページで位置が反転する場合は、専用マスターページを作り、手作業のコピーを避けます。

  1. 通常ノンブルの規則を先に確定する。
  2. 非表示ページだけを台割から抽出する。
  3. 印刷所指定のマスターを適用する。
  4. PDF出力後、番号とページ内容を照合する。

全面イラストでの配置判断

暗い背景と明るい背景が混在するページでは、同じ色の番号が一部で読めなくなることがあります。見えなくすることだけを優先せず、印刷所が確認できるかを問い合わせます。通常番号と管理番号の関係はノンブルの役割と同じ台割で管理してください。

断裁任せの配置はしない

「どうせ切れる」と考えてトンボの外へ適当に置くと、出力範囲から消える、別ページの番号と混ざる、断裁後に一部だけ残る可能性があります。反対に、重要な絵柄へ重ねて背景色で隠すと色差が出ます。指定位置が不明なまま入稿しないことが重要です。

隠し番号の最終照合

  • 対象ページ数と隠しノンブル数が一致する
  • 番号が台割上の本文ページと対応する
  • 左右ページで位置を取り違えていない
  • 出力PDF上で欠けず、重複せず、意図せず目立たない
  • 入稿前検査と印刷所指定の両方を満たす

この照合表を指示書へ添えれば、通常ノンブルのないページも欠落ではなく意図した設計だと伝えられます。

一次情報

制作前に確認する公式資料

仕様・利用条件など、この記事で扱う確認事項に関係する一次資料です。デザインや編集上の判断そのものを保証するものではありません。制作前に利用先の最新条件を確認してください。

リンク確認日: 2026.08.31

よくある質問

隠しノンブルは必ず入れなければなりませんか?

必要性は印刷所、入稿形式、商品によって異なります。通常ノンブルを表示しないページの扱いを含め、利用する印刷所の商品仕様を確認してください。

断裁される外側へ置けば完成本から消えますか?

裁ち落とされる領域は製造上の管理範囲でもあり、番号が途中で切れて判読不能になる恐れがあります。独自に外へ置かず、印刷所が示す位置を使います。

背景と同じ色にすれば隠しノンブルになりますか?

画面では消えて見えても、色のずれで印刷時に浮く可能性があります。隠しノンブルは単なる透明化ではなく、印刷所が読める管理番号として指定方法に従います。