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再入稿になったときの差し替え手順

入稿エラーを急いで直すほど、旧版混入や別ページの崩れが起きがちです。印刷所の指摘を分解し、修正版を検証して差し替え完了まで追跡する手順を解説します。

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この記事で整理する判断の流れ
  1. 1指摘を修正票へ変換する
  2. 2差し替え版を作る手順
  3. 3修正による副作用を見る

再入稿の連絡を受けたら、すぐにファイルを上書きするのではなく、指摘内容を作業単位へ分けます。急ぎの差し替えで最も避けたいのは、直した箇所とは別のページが崩れることと、印刷所が旧版を採用することです。

指摘を修正票へ変換する

メールや管理画面から、注文番号、対象ファイル、ページ、指摘内容、必要な対応、再入稿期限を転記します。「推奨」なのか「修正しなければ進行不可」なのかも区別します。意味が曖昧なら、該当画面を添えて印刷所へ質問します。

  • 指摘された現象:何が見つかったか
  • 想定原因:元データか書き出しか
  • 修正内容:どの設定・要素を変えるか
  • 検証方法:何を見れば解消といえるか

差し替え版を作る手順

  1. 送信済みデータを変更不可の控えとして複製する
  2. 編集用原本で原因を直し、別の版名で保存する
  3. 同じ設定から必要範囲を再書き出しする
  4. 指摘箇所と、その前後・全体を再度点検する
  5. 指定された方法でアップロードし、版名を連絡する

名前は「最終」「最新」だけにせず、案件名・内容・版・日付など規則を決めます。詳しくは入稿前のバックアップと版管理を参照してください。

修正による副作用を見る

画像を差し替えればリンクと色が変わり、フォントを置換すれば改行とページ数が動くことがあります。表紙の背幅を直すと表裏の中心も変わります。エラー表示が消えたことだけで完了にせず、PDFの総ページ数、寸法、ページ順、文字化け、画像、塗り足しをもう一度確認します。

失敗例:同名ファイルを再送する

同名のまま送ると、自分も受付担当者も版を識別しにくく、ブラウザやサーバーの表示が旧版に見える場合があります。印刷所が命名規則を指定しているならそれを優先し、自由なら版番号を上げます。不要ファイルを同じZIPへ混ぜないことも重要です。

受付完了までの最終確認

  • すべての指摘に「修正済み・了承して進行」の回答がある
  • 修正版をローカルへ戻して正常に開けた
  • 送付した版名と対象ページを連絡した
  • 管理画面や返信で差し替え受領を確認した
  • 新しい納品予定日と追加料金の有無を確認した

再送した時点では終わりません。印刷所が新しい版を受領し、データチェックを通過したことまで追跡します。次回は今回の原因を入稿前チェックへ追加すれば、同じ差し戻しを防げます。

一次情報

制作前に確認する公式資料

仕様・利用条件など、この記事で扱う確認事項に関係する一次資料です。デザインや編集上の判断そのものを保証するものではありません。制作前に利用先の最新条件を確認してください。

リンク確認日: 2026.08.31

よくある質問

指摘されたページだけPDFにして送ってよいですか?

印刷所の指定に従います。全ページ差し替えを求める場合も、一部ページだけ受け付ける場合もあります。自己判断で分割せず、対象ファイルと送付方法を確認してください。

修正前のデータは削除したほうが安全ですか?

削除せず、入稿対象フォルダから退避して読み取り用に保管します。原因確認や再現に必要なので、版名と日時を付けて最終版と明確に分けます。

再入稿で納品日は変わりますか?

修正版の受領時刻や混雑状況によって変わることがあります。再入稿期限、料金区分、納品予定への影響を印刷所へ確認し、イベント側の計画も更新します。