原稿の次で止まっている人へ。必要な工程だけ外注できます。

MacのPages原稿を印刷用PDFにする方法

MacのPages原稿を印刷用PDFへ変換する流れを解説。書類設定、カスタム用紙、画像品質、フォント、単ページ出力を整え、入稿前に確認する項目を紹介します。

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この記事で整理する判断の流れ
  1. 1書類の種類を確かめる
  2. 2PDF化前に固定する
  3. 3書き出す手順

Pagesで作った原稿はPDFへ書き出せますが、画面で整って見えることだけでは入稿条件を満たしません。書類がワープロ書類かページレイアウト書類かを把握し、印刷所の仕上がり寸法、余白、ページ順に合わせます。独自サイズは書類自体のページ寸法を確認します。

書類の種類を確かめる

本文が次ページへ流れるワープロ書類は小説や評論に、テキストや画像をページごとに置くページレイアウト書類は作品集に向きます。途中で種類を変えると本文やオブジェクトが動くため、原稿を複製してから判断します。

PDF化前に固定する

  • ページの幅と高さ、縦横の向き
  • 上下左右の余白と綴じ側の空間
  • フォント、文字サイズ、行間、段落
  • ページ番号の開始位置
  • 画像の掲載寸法、切り抜き、配置

判型を迷う場合は本のサイズの選び方で実寸比較します。

書き出す手順

  1. 最終版を複製し、コメントと不要素材を整理する
  2. ページ順と意図的な空白を確認する
  3. ファイルの書き出し機能からPDFを選ぶ
  4. 印刷に適した最高の画像品質を選ぶ
  5. 版番号と日付を付けて保存する

パスワードは印刷所が受け付けないことがあるため、指定なしでは設定しません。PDFは原則として単ページ順にします。

画像がある具体例

A5作品集へ写真を幅120mmで載せるなら、その寸法で必要画素数を満たすか確認します。書き出し品質を上げても小さな画像の細部は戻りません。計算は同人誌に必要な画像解像度を使います。裁ち落としまで画像を置く場合、指定の塗り足しを管理できなければ別ソフトへ移します。

PDFの点検

  • ページ寸法が注文時のミリ数と一致する
  • 文字の折り返し、禁則、ルビ、記号が変化していない
  • 画像、透明部分、影が意図どおり表示される
  • ページ番号と目次が最終順へ更新されている
  • 用紙へ合わせる拡大縮小がない

別のMacや閲覧ソフトでも開き、確認対象を実際に送るPDFへ統一します。

失敗例

「用紙に合わせる」で作ったPDF、画像品質を下げた共有用PDF、修正前の目次を含むPDFは入稿に使えません。他形式をPagesで開いた場合もフォントや改ページが変わり得るため、読み込み後の全ページを校正します。

提出条件

書類寸法、PDF寸法、注文寸法が一致し、単ページ順、最高品質、全ページ校正済みなら提出できます。特殊組版を再現できなければ、Pages、確認PDF、画像を制作担当へ渡します。

一次情報

制作前に確認する公式資料

仕様・利用条件など、この記事で扱う確認事項に関係する一次資料です。デザインや編集上の判断そのものを保証するものではありません。制作前に利用先の最新条件を確認してください。

リンク確認日: 2026.08.31

よくある質問

Pagesの画像品質は何にしますか?

印刷用では選択可能な最高品質を使います。ただし元画像の画素数が不足する場合、書き出し品質だけを上げても鮮明にはなりません。

見開き表示をそのままPDFにしてよいですか?

一般的な本文入稿は単ページを順に並べます。二ページを一枚へ結合せず、印刷所の商品仕様を確認します。

Pagesで塗り足しのある誌面を作れますか?

指定寸法と裁ち落としを再現できるか試作で確認します。管理できなければ塗り足しを扱えるレイアウトソフトへ移します。